私たちは、2015年7月の特集記事で粗悪なジャーナル(predatory journals、ハゲタカ出版とも呼ばれる)が学術コミュニティーにとって深刻な脅威となっていることを、また、2017年7月の特集記事では粗悪な学術集会(predatory conferences、ハゲタカ学術集会)の問題について取り上げました。その後、学術コミュニティーでの認識は次第に高まり、粗悪なジャーナルや学術集会を見分けるためのリソースも増えましたが、それでもなお正当なジャーナルや学術集会を確実に選ぶことは簡単ではありません。