以前の特集では、プレゼンテーションを効果的なものにするためにどのように内容を組み立て、どのようにスライド資料などを作成すればよいかということについて取り上げました。では、完成した発表資料を聴衆の前に立って実際にプレゼンテーションするときには、どうすればよいでしょう。

おそらく、もっとも難しい問題は、緊張をいかにコントロールするかということでしょう。経験豊富な講演者でさえ、開始する前にはかなり緊張するといいます。ではこの緊張にどう対処すればよいでしょうか。

実用的な策を講じて準備を万全に整えれば、「ここで失敗してしまうのでは・・・」という不安感は減るものです。ここでは、学会や会議でのプレゼンテーションを効果的に行うための7つの実用的なヒントをご紹介します。