ほとんどの査読付きジャーナルでは、研究者がピア(peer:同僚)である他の研究者の論文を査読することが必須とされています。私たちは「なぜ学術出版のルールやコンベンションは変わり続けるのでしょうか?そしてどうすればその変化に送れずについていけるのでしょうか?」の中で査読について触れ、「査読者に対する回答レターの効果的な書き方:ヒントとテンプレート」はより具体的に、査読者に対する効果的な回答レターの書き方を取り上げました。今回の特集ではその反対の立場から、「査読者になること」について考えてみたいと思います。