October 2026
Springer Nature社がAIに関する方針とガイダンスを改定
Springer Nature社は、研究成果の出版プロセスにおいてAIを責任ある形で透明性をもって利用できるよう、AIの使用に関する編集方針を改定するとともに、著者、査読者、編集者向けの新たなガイダンスを導入しました。この新たな枠組みは、編集上の評価における説明責任、透明性、人間による監督、および機密保持の原則に基づいています。
改定された方針では、AIを使用したかどうかだけに着目するのではなく、どのように使用したか、どのような影響が想定されるか、どの程度のリスクを伴うか、人間による適切な監督が維持されているかという点が考慮されます。例えば、文章表現の改善やデータクリーニングといった用途は比較的リスクが低いと考えられる一方、解釈、評価、意思決定に影響を及ぼす用途については、より慎重な検討と透明性の確保が求められます。また、査読をAIツールに委ねるなど、責任ある人間の判断に取って代わるAIの使用は、引き続き禁止されます。
Springer Nature社は、AI技術の進展や、関連する規制および出版慣行の変化に対応できるよう、今後も定期的に方針を見直していくとしています。
論文の執筆や出版に関する最新情報を掲載しています。すべてのニュースと最新情報はこちらから