April 2025
シュプリンガー・ネイチャーがオープンアクセス50%の中間目標を達成
シュプリンガー・ネイチャーは、2024年末時点で一次研究論文の半数がオープンアクセス(OA)で公開され、2021年に設定した意欲的な目標に到達したことを発表しました。同社の2024年の年次報告書によると、転換契約(従来の購読モデルからOAモデルへの移行を支援する契約)への持続的な投資、68誌の新たな完全OAジャーナルの創刊、そしてアクセス性の向上を目的とした柔軟な出版モデルの導入が、この中間目標の達成に反映されています。
同社は地域的な発展についても強調し、日本における転換契約の拡大や中国やインドでの新たなOAチーム発足などを挙げています。シュプリンガー・ネイチャーは、今後を見据えて技術とAIを責任ある形で活用することにより、OA出版をさらに推進していく予定です。同社の取り組みに関する詳細はSTM Publishing Newsにも掲載されています。
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