May 2024
Wiley社がAIを活用した新たなペーパーミル検出サービスの試験運用を発表
2024年3月のロンドン・ブックフェアにおいて、Wiley社はAIを活用した新たなペーパーミル検出サービスの試験運用を発表しました。広範にわたる社内ベータテストに続き、同サービスは今後、Sage社およびIEEEと提携して、さらなるテストが行われる予定です。
ペーパーミル検出サービスは研究のインテグリティを保護することを目的としており、潜在的な問題のある論文を特定するための6つのツールが用いられます。これらの6つのツールは、すでに知られているペーパーミルの特徴、tortured phrases(意味をこじつけた不自然な表現)などの問題のある語句、パブリケーションに関する通常とは異なる挙動、研究者のアイデンティティ、AIが生成したコンテンツ、ジャーナルのスコープについてチェックをします。このサービスは早ければ来年にも利用可能になる予定です。
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