スパムメールから、政治家や有名人になりすましたツイッター(現X[エックス])のボット(BOT)まで、インターネットを利用した悪質な行為が横行するなか、オンラインでの交流には一定の注意を払うことが重要です。学術出版の世界においても同じことが言えます。ジャーナルは必ずしも見かけ通りのものではないかもしれません。この記事では、評判の高いジャーナルのアイデンティティを盗んで偽造したジャーナルに論文を掲載させ、著者から掲載料をだまし取ろうとする「ハイジャック」ジャーナル(または「クローン」ジャーナル)を回避するためのヒントを紹介します。